【売買】神奈川のホテル2物件を取得、香港AB Capital (Nikkei)
Nikkei
香港AB Capital Investmentは2026年6月、神奈川県にある3S HOTEL ATSUGI(スリーエスホテル厚木)と3S HOTEL HIRATSUKA(スリーエスホテル平塚)を取得した。売り主は、飲食店やホテルなどの運営を手がけるDDグループ(東京・港)のSPCである湘南ファンド第1号特定目的会社だ。
3S HOTEL ATSUGIは小田急小田原線本厚木駅から徒歩1分の場所にある。地上12階建て、延べ床面積4175m2、05年竣工の本館と、地上8階建て、延べ床面積1259m2、07年竣工の別館から成り、館内通路でつながっている。客室はシングルルームからファミリールームまで263室だ。一方、3S HOTEL HIRATSUKAはJR平塚駅から徒歩4分の立地。アーケード商店街である湘南スターモール沿いで、地上11階建て、延べ床面積2969m2、客室数139の規模だ。いずれも日帰り利用も可能なサウナや大浴場などを備える。
DDグループは東証プライム市場に上場していたが、25年にポラリス・キャピタル・グループと組んでMBO(マネジメントバイアウト)を実施。今後の成長に向けて取り組むなか、ノンコア資産であるこれらのホテルを売却しリースバックすることにした。運営は引き続き、DDグループ傘下の湘南レーベル(神奈川県藤沢市)が手がけていく。
AB Capital Investmentは26年4月にも、札幌市中央区にあるスマイルホテル札幌すすきの南を取得している。豊平川近くに立つ同物件は地上8階建て、延べ床面積3170m2、客室数123の規模。18年に竣工した。ホスピタリティオペレーションズ(東京・千代田)が運営を手がけている。売り主は海外法人などが出資する合同会社なかしまだ。
AB Capital Investmentはこれら3物件をAB Capital Japan Hospitality Fund IIに組み入れた。日本のホテル投資に特化したバリューアッド型ファンドだ。一連の取得によって、AB Capital Investmentの日本でのホテル投資実績は14件となった。
買い主:トリニティー合同会社(AB Capital InvestmentのSPC)
売り主:湘南ファンド第1号特定目的会社(DDグループのSPC)
所在地:神奈川県厚木市泉町2-4(住居表示)、14ほか(地番)
最寄り駅:小田急小田原線本厚木駅徒歩1分
面積:土地911.90m2、延べ床5435.12m2(2棟合計)
構造:RC造
階数(地上/地下):12/0ほか
用途:ホテル
客室数:263
用途地域:商業
容積率:600%(法定)
竣工:2005年ほか
取引時期:2026年6月(引渡)
取引形態:信託受益権(受託者:三菱UFJ信託銀行)
テナント:湘南レーベル
名称:3S HOTEL HIRATSUKA
買い主:トリニティー合同会社(AB Capital InvestmentのSPC)
売り主:湘南ファンド第1号特定目的会社(DDグループのSPC)
所在地:神奈川県平塚市明石町24-9(住居表示)、24-31ほか(地番)
最寄り駅:JR平塚駅徒歩4分
面積:土地502.08m2、延べ床2969.58m2
構造:RC造
階数(地上/地下):11/0
用途:ホテル
客室数:139
用途地域:商業
容積率:600%(法定)
竣工:2002年
取引時期:2026年6月(引渡)
取引形態:信託受益権(受託者:三菱UFJ信託銀行)
テナント:湘南レーベル
名称:スマイルホテル札幌すすきの南
買い主:ティンクル合同会社(AB Capital InvestmentのSPC)
売り主:合同会社なかしま
所在地:札幌市中央区南7条西1-13-7(住居表示・地番)
最寄り駅:地下鉄豊水すすきの駅徒歩3分
面積:土地760.00m2、延べ床3170.37m2
構造:S造
階数(地上/地下):8/0
用途:ホテル
客室数:123
用途地域:商業
容積率:400%(法定)
竣工:2018年
取引時期:2026年4月(引渡)
取引形態:信託受益権(受託者:三菱UFJ信託銀行)
テナント:ホスピタリティオペレーションズ